一休さん

日常

毎日、湯船に浸かりながら瞑想をする。

ふと、思い浮かんだ。
一休さんの「慌てない慌てない、ひと休みひと休み」のフレーズが。

最近、私にとって少し困ったことが起こり、どうしたらいいかなと考えていた。
こんな時こそ、瞑想で気持ちを落ち着けて…と思っていたところだった。
そういえば、その日の朝、2年前のYouTubeを見ていた。
一休さんの話題がちらっと出ていた。

だから、思い浮かんだかな。

一休さん。
周りが慌てふためいて、問題をどう解決するか騒いでいる中、おもむろに目をつむり座禅する一休さん。
周りがじりじりと焦る中、ひたすら座禅に集中する一休さん。

ひらめく、一休さん。
答えが、どこからか降ってくる。

そして、思い出されるシーンの数々。

この橋渡るべからずの立て札に、皆が困って立ち往生の中。
堂々、橋の真ん中を歩く一休さん。
屏風の中の虎を、追い立てて屏風から出してくれたら仕留める、と言う一休さん。

困った問題を、思わぬ方法で解決する。
一休さんを見るとすっきり気分爽快になったからか、好きだった。
久しぶりに、見てみたくなってしまった。

その日の私は、「困った時ほど、気持ちを落ち着けて」…と思うのに気持ちが落ち着かない。
そんな時に一休さんののんびりした口調で「慌てない、ひと休みひと休み」という言葉が浮かび、気持ちが落ち着いた。

お風呂から出て、たまたま上がったばかりのYouTubeを見た。
12月のメッセージなるものを発信している、その中にまたまた見つけた。
一休さんの「慌てない慌てない、ひと休みひと休み」
何というシンクロ。

偶然だけれど、こういう偶然を見過ごさずメッセージと受け取る。

今の私に必要な事。
のんびりした口調で、「慌てない慌てない、ひと休みひと休み」

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