コロナが原因で、自分は死ぬかもしれないと思った恐怖。
もう一つ、地震が怖いという恐怖。
昔から小さな地震でも、とにかく怖い。
ここ数年の、地震の規模と回数が増えている。
地震について、備えについて、備蓄について情報を目にするたび、不安でいっぱいになる。
水をどれだけ買いだめしても足りない気がして、ついには山で使える携帯浄水器を買ってようやく落ち着いた。
家族の中で自分ひとりだけ、コロナと地震にも恐怖を感じて、振り切れそうになっていた。
そんな中で、心の声、魂の叫びのようなものを感じた。
その中で、徐々に自分が最後まで持っていたいもの、自分にとって大切にしたいものが分かってきた。
この2つだけあれば、その他のことはどうでもいい。
あとは、どれもこれも同じ。
1つめは、どうやらよくわからないけど、ピアノが大切らしい。
確かに、中学高校の時、友達関係や学校生活の中での感じるモヤモヤした気持ちを、ピアノに向けていた。
特別上手いわけではないけれど、弾いていると感じる癒し。
淋しい時、悲しい時、嬉しい時、楽しい時、それぞれにピアノが気持ちを癒してくれた。
何度かやめ、また習う。
大人になってからも、ふと淋しい時など弾いて癒されていた。
2つめは、自分が心地よいと感じることを大切にして、人に優しく在りたい。
もう、それだけ。
そんなことを、感じていた。
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