ご縁とは①

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不動院で、開催された瞑想会に参加した。

隣になり言葉を交わした女性の方が、半月前にたまたま訪れた時居合わせた方だったようで、その時の様子を覚えていた。

半月前。
珍しく提灯がともり人がいつもより賑わっており、本堂でお坊さんとお話ししている方が何人かいた。
お参りしようかと迷っていたら、良かったら上がって、と近くの人に声をかけられ何となく上がった。
ちょうど護摩焚きの後だったようで、お祓いについて話をしていた。
深刻な状況でお祓いに来た方が何組かやり取りをしていて、場違いなところに紛れ込んでしまった、そんな風に思っていた。

で、あなたは?といきなりお坊さんに聞かれた。
たまたま来たら賑わっていて、たまたまどうぞと言われたので上がってお話を聞いていた、と慌てて説明した。
すると、私(お坊さん)と今話をしているということは、あなたは必要があってここに来ている。
あなたに用事がなくても、あなたの後ろの人が用事がある。
でなければ、私に会うわけがない。
その方は不定期にしか来ないお坊さんだったそう。

偶然は必然。
確かにそうかしれないけれど、お祓いが必要と思ったこともなく戸惑い不動院を後にした。

そのやり取りを、女性は見ていて覚えていたそうだ。

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