米粉と小麦粉

食と健康

9月10日は中秋の名月。
お団子を作ってみました。

団子粉と水を合わせてこね、熱湯で湯で上げるだけ。
ちょっと形がいびつになりましたが、こねるのも簡単。
あと片付けも楽で、手でこするだけで粉は水に溶けてすぐに落ちていきます。

このあと片付けで、思い出しました。
ホームベーカリーでパンをこねた時のことを。
小麦粉に水を加えてこねると、粘り気と弾力性が出てきます。
これがグルテンです。

そして、こびりついたパンの生地を洗おうとすると、スポンジにべったりこびりつき、なかなか取れません。

実は、腸の中で同じことが起きるのです。

腸に、グルテンがこびりつき腸の粘膜を傷つける「リーキーガット症候群」と呼ばれる症状です。
日本では、「腸管壁浸漏症候群」と呼ばれています。

腸管壁に大きな穴が開いて、腸内に必要なバクテリアなどの物質が漏れ出す病気です。
荒れた粘膜腸壁から炎症物質が生成され、体中に有毒生物が蔓延する恐れがあります。
それほど知られていない症状ですが、患者数は着実に増えているそうです。


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